真っ直ぐに。
鬼滅の刃公開しましたねー。公開初日で興行収入12億円突破というニュースも有るようで。
我が家は子どもがいるので映画館鑑賞は無理そうなのでレンタルで出てくるのをしっぽり待つことにいたします。
さてさて鬼滅の刃は単行本で追っているのですが、最近個人的に鬼滅の刃くらい注目している作品があるのでご紹介します。
その名も「三日月のドラゴン」
知る人ぞ知る漫画家・長尾謙一郎が手掛ける超真っ直ぐな青春空手漫画です。
長尾謙一郎氏の過去作といえば不条理かつナンセンスなギャグ路線から一転、抽象的かつ難解な物語へと変化していく「おしゃれ手帖」や、宗教・哲学・精神世界等の話を絡めた漫画「PUNK」等、
かなりアバンギャルドで人を選ぶ漫画ばかりだったのですが、この「三日月のドラゴン」は涙が出るほど清らかな物語です。(今のところ笑)
物語のあらすじとしては、
主人公である高校一年生の月島龍之介くんがある時不良に絡まれ、恫喝されるのですが、ひょんなことから空手に出会い自分自身の弱さ、そして不良に打ち勝つという目標のためにただひたすらに、ひたむきに精進し、強くなっていくという正に王道ストーリー。
正直ありきたりな物語なんです。でもありきたりなのに面白い。見入ってしまって感動します。
個人的にはどんな青春漫画よりも心に突き刺さります。
正直なにがこんなに感動させているのか分かりません。
画なのか独特の台詞回しなのかストーリーなのか…。
ただ一つ言えることは鬼才と言われた漫画家が王道ものにがっぷり四つで組み合ったからこそ生まれた「衝撃」が読む人に確実に「何か」を感じさせているのでしょう。
私たち、すみたい地所の仕事は不動産を売ることでは有りません。
お客様とともに今・そして今後の人生を考え、より良い未来を創造してくことが本来の目的であり使命だと考えています。
その本質を忘れることなく、長尾謙一郎氏や月島龍之介くんのようにバカみたいにひたむきに邁進していきたいと思います。
もしご興味有りましたら読んでみてください。「三日月のドラゴン」。
グッときますよ。
すみたい地所/井手